INTERVIEW
私の所属する「製造課 ラインⅠ係」では、母恵夢の主力商品であるベビー母恵夢と、季節のベビー母恵夢の生産を行っています。私は原材料の計量作業や生地や餡の仕込み、餡を生地で包む「包餡」、オーブンで焼き上げる「焼成」まで、幅広い作業に携わっています。入社して1年目ですが、先輩方がとてもフレンドリーで質問しやすい空気感を出してくれるのと、ちょっと過保護なぐらい(笑)大事に育ててくれるので、日々成長を感じられています。
製造課にはベテランの社員が多く、20〜30年勤続している方もいます。職人として積み重ねてきた技術と同時に、お菓子への愛情や想いも聞けるので、大切なことを教えてもらっていると感じています。それと、母恵夢では長年の経験やデータを次に伝えることもちきんとしています。例えば同じお菓子でも、季節や日々の環境によって仕上がりが微妙に違うんです。経験や勘に頼りがちになりそうな職人の技を、きちんとデータに残して、品質を保ちながら美味しさを保ち続けられる仕組みづくりに感動しました。
工場は母恵夢スイーツパークに併設していて、開放的で明るい雰囲気もあるので「工場」のイメージとは少し違うかもしれません。窓越しにお客様が手を振ってくれることもあるんですよ。 私は地元が好きなので、愛媛をもっと元気にしたいんです。母恵夢の理念の中に「地域社会の発展と生活文化の向上に貢献」というフレーズがあります。母恵夢が生み出すお菓子が人気になって全国に広がることも、愛媛を発信するきっかけになり、地域貢献ができると思っています。
農業大学で食料自給率などの食品問題を学んでいくなかで、地域貢献をしたいと思うようになる。また、部活を通じて日本各地の出身者の友人が増えた。
元々、卒業後は愛媛での就職を考えていた。家族が母恵夢を好きなこともあり、自分が作ったお菓子で愛媛をもっと元気にしたいと思い、母恵夢に就職を決めた。
入社後1ヶ月半、販売と製造について研修を受け、製造部に配属。ベテランが多い部署で、細かい部分まで丁寧に指導・サポートがあるので、安心して仕事に取り組めている。
※掲載の内容は2020年1月時点のものです。